ライバー事務所にも契約書はある！注意すべき5つのポイント

最終更新日：2022年2月6日

カテゴリ：コラム

タグ：事務所

ライバーという言葉が浸透し職業として配信活動を行なっている人が増えている今、ライバーの活動をサポートする事務所も増えています。

ライバー事務所に所属する場合、避けては通れないのが契約書です。ライバーの多くは契約書に不慣れであるため、時には不利益を被ってしまうことも。

そういったことを避けるためにも、契約書を交わす上で注意すべき5つのポイントを解説します。

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1 ライバー事務所に所属するなら契約書は必須
2 契約書に書かれている内容
3 契約書で注意すべき5つのポイント
4 まとめ

ライバー事務所に所属するなら契約書は必須

事務所に所属する上では契約書を交わすことは必須です。

ライバー事務所に所属するとなると、給料面での合意はもちろんですが事務所の方針やルールに従う必要があります。その際に契約書がなければ両者の間に認識の相違が生まれトラブルになってしまうことも。

トラブルを避け、しっかりと給料をもらうためにも契約書は必ず交わすようにしましょう。

契約書に書かれている内容

ライバー事務所と交わす契約書には主に以下のことが書かれていることが多いです。

給与システム
契約期間
業務内容
個人情報に関する取り扱い
退所の際の流れ
配信ノルマや違約金

上記のように、契約書にはライバー活動をする上でとても重要なことが記載されています。

契約の際には必ず全項目を読み納得した上で契約を交わしましょう。

また、ライバー事務所の中には契約書が存在せず、LINEや電話などによる口約束のみで契約が行われる場合もあります。しかし、そういった事務所は悪質な場合があるため、避けるようにすると安心でしょう。

契約書で注意すべき5つのポイント

一度契約書に合意すると、記載されている内容に関して後から「聞いてなかった！」「私は従えない!」と反論することはできません。契約書はそれほど効力が高いため、合意する前に以下の5つのポイントに注意する必要があります。

内容を自分の目で見てしっかりと理解する
給与システムを確認する
ノルマの有無を確認する
契約期間を確認する
違約金の有無を確認する

内容を自分の目で見てしっかりと理解する

契約書を交わしたことがないライバーにとって、契約書は普段見慣れない堅苦しい文章が数枚にわたって記載されているため、読むことを諦めてしまうことも。その場合、自分では読まずに親に任せたり、読まずに署名をしてしまうといったことになるでしょう。

そうしてしまうと、自分の知らないうちに契約を違反してしまったり、不利な内容に同意してしまっていたということになりかねません。

契約書は自分の目で読み、難しくても内容を必ず理解するようにしてください。

給与システムを確認する

基本的に、契約書には給与システムに関して記載されていることが多いです。時給はいくらなのか、投げ銭の何%を受け取れるか、支払いサイクルは何日なのかなどが記載されているため、必ず確認するようにしてください。

確認した上で条件面について不服がある場合は、契約書に合意する前に必ず事務所側に相談するようにしましょう。

ノルマの有無を確認する

ライバー事務所の中には「1週間に最低3日は配信しないといけない」「1ヶ月で40時間は配信してもらう必要がある」といった配信に関するノルマが課される事務所もあります。

その場合、必ず契約書内にその旨が記載されているため、事前に目を通し配信ノルマがあるかどうかについても確認するようにしましょう。

契約期間を確認する

契約書の中には契約期間が記載されていることが多いです。契約期間は事務所によって異なるため、想像と違ったためすぐに辞めたいとなっても契約期間が1年間となっていて辞められない場合などもあります。

事務所に不満があっても契約期間内に退所することは難しいため、必ず契約期間を確認し自分の想定より長い場合は事前に交渉をしましょう。

違約金の有無を確認する

契約期間内にどうしても退所したい場合や、事務所を移籍するとなった際には違約金が発生することがあります。支払える範囲の金額であればよいですが、事務所によっては辞めさせたくないといった理由で高額な違約金が設定されているところもあります。そういった事務所を避けるためにも、違約金の有無は必ず確認するようにしてください。